オランダで開催されたaltmetricsがテーマのカンファレンスとワークショップに3日間参加させて頂いた上に、アムステルダム大学図書館とユトレヒト大学図書館を見学させて頂きました

10月5〜11日にオランダ旅行してきました。今回渡航の目的はふたつ。
ひとつは、2:AM Altmetrics Conference 2015The 2015 Altmetrics Workshopというふたつのaltmetricsなカンファレンスとワークショップに参加し、ポスター発表を通じてたくさんのお友だちと交流しつつ、最新のaltmetrics事情をお学んでくること。
もうひとつは、アムステルダム大学図書館ユトレヒト大学図書館を見学し、できれば本業に活かす何かを得てくること。

前者は予想以上に満足な結果となったことは以下をご覧頂ければ明らかに。
後者は多少「ついで感」あっての予定と目的でしたが、ユトレヒト大学図書館員と思わぬコラボレーションを実現することに(後述)。

冒頭の写真は、毎度海外でお馴染みとなった憧れの方々とのツーショット。

上:右はaltmetrics提唱の第一人者Jason Priem昨年来日した時は残念ながら会えなかったので、やっとで初対面。左は元ImpactStoryで現AltmetricStacy KonkielImpactstory Advisor of the Monthの際に大変お世話になり、こちらもやっとで初対面。

中:左はMartin Fenner。そう、憧れのMartin Fenner。この世で一番崇拝する男、Martin Fenner。9月4日にMartinからもらった一通のメールによって今回の渡航が実現したのです。光栄と感激が入り交じる緊張の初対面。右上はIan Mulvany。現eLifeだが、元Mendeley。ずいぶん前からネット上での交流ありましたが、こちらもやっとで初対面。夜もガッツリ飲みました(後述)。

下:オランダでドイツ人女性とイタリア人女性と以下略

では、先ずは2:AM Altmetrics Conference 2015について。

カンファレンスの詳細は別の場所でじっくり報告するとして、当ブログではサクッと概要ご紹介。
Altmetrics Conferenceは昨年初めてイギリスで開催されたaltmetricsだけにフォーカスを当てたカンファレンス。
昨年、どうしても参加したいが旅費ががが、という状況下、渡航費をサポートしてくれるTravel grantsという制度があったので応募するも落選し、羨ましくtwitterなどで様子を眺めていたのですが、今年もやはり同じ状況。Travel grantsには気合を入れ直して申し込んだのですが、開催1ヶ月前になれど結果が公表されず、さすがに諦めていた矢先に前述したように、なんとMartin Fennerから当選の連絡メールが。
慌ててチケット取り本業休暇申請し笑、ポスター仕上げて旅立った次第でした。

そしてカンファレンスでは、続々と登場するtwitter上では交流のあるaltmetricsな面々をバシャバシャ撮影。もちろん、事前に(行きの長い長い飛行機の中でw)登壇者のアブストラクトを読み込み、ナマで聴講する機会にうっとり幸せを感じていたのでした。

カンファレンスは二日間開催されたのですが、初日ランチタイムにはポスター・セッションも組まれており、今春バルセロナで開催されたORCID-CASRAI JOINT CONFERENCEにて発表したAltmetric for ORCIDを微妙にアレンジして発表。ポスター制作には大村さんにご協力いただきました。忙しい合間に、ホント感謝です。近々クラフトビール奢ります。ありがとう!

初日の夜は、昨年のORCID Outreach Meeting and Codefestで仲良くなったMichael Habibに誘われてアムステルダム市街地にあるオススメのお店で美味しいチキンとビールをたらふくご馳走になり、居合わせたSpringerな方々や前出のIan Mulvanyと深夜まで楽しくワイワイと。

2日目も初日に引き続き発表が続くのですが、ハイライトはaltmetrics manifestoを作った4人が勢ぞろいして、この5年を振り返るというとても贅沢なひと時。

お祝いの5歳記念ケーキも振舞われて和やかな時空に居合わせることができたのは生涯自慢できる宝ネタです。

最終日、カンファレンス参加者による投票で決まるベスト・ポスター賞が発表されたのですが、残念ながら当選ならず。
しかし、過去と同様の手口(これとかこれ)でポスターを通じてのコミュニケーションは狙い通りの結果。大満足です。

時差ぼけに加え慣れない外国人との交流に疲れ切った私は、カンファレンス成功を祝うべく飲みに出かけようとする集団と別れを告げ、ひとり帰路へ。あと数分でホテル到着と思ったその時、どこからか「Keita」の呼び声が。ホテルと隣接するマンションのベランダから、altmetrics manifesto提唱者のひとりPaul Grothが私を呼び止めるではないですか。聞くと「オレが住んでるマンションここだから、少し上がって飲んでけ」とのこと。カンファレンス中は言葉を交わすことがなかったばかりか、twitterなどでもあまり接することがなかったので存在を認識してもらえたことに驚きだったし、せっかくのお声掛け、ちょっとだけお邪魔するつもりで訪れたら・・

先ほど別れの言葉を交わしたカンファレンス運営委員が続々と合流してきて、どうやら打ち上げの場はPaulくんのお家だったことがわかってきて・・
写真はJason撮影による背を向けた俺が初対面の誰だかよく分からない英国人と談笑するの図。
予定外の夜を楽しんだのでした。

さて、お次はThe 2015 Altmetrics Workshop
こちらも詳細は別途きちんと報告させて頂く予定ですが、2:AM Altmetrics Conference 2015に参加した人が半分くらい残って開催。登壇者も発表内容も被ってしまうのは致し方ないながら、ワークショップならではの少ない人数でディスカッションを中心とする内容でした。

オランダの旅の主目的は渡航費支援をくださったカンファレンスに参加するというものですが、せっかくなのでオランダに在る大学図書館をがっつり見学できないものかと水面下で交渉し、見事?アムステルダム大学図書館とユトレヒト大学図書館の中の人にアポ取れたので、カンファレンス・ワークショップの前後に2館を訪問し、それぞれのライブラリアンに館内ご案内いただくという贅沢なひとり図書館ツアー決行。

ユトレヒト大学図書館のライブラリアンはカンファレンスでベスト・ポスター賞を受賞したおふたり。

おふたりにはユトレヒト市街地へ連れてってもらい、地ビールたっぷり飲ませてもらいました。
その際盛り上がったのが、ベスト・ポスターでも発表されていた彼らの学術コミュニケーション調査プロジェクト、Innovations in Scholarly Communication
世界中の研究者やライブラリアンを対象に、学術コミュニケーション・ツールの利用動向を調査するもので、他言語に対応したアンケートを実施中とのこと。日本の研究者からの回答数が未だ100少々と他国に比べたら物足りないということで、じゃぁ今回のお礼も兼ねて協力させてくださいと申し出、もう間も無く日本語翻訳版がリリースされる予定。

ということで盛りだくさんだったオランダ・ツアー。
カンファレンス・ワークショップ・図書館視察についてはそれぞれ詳細レポート書き上げたいと思いますので、ここではご容赦くださいますようご理解お願い申し上げます。

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