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図書館総合展で #figshare Markんと念願のツーショット。或はNPG/デジタル・サイエンス主催フォーラムに参加してfigshareが相当ヤバいと思ったワケ。

第15回図書館総合展でのポスター展示はもう一本、figshare機関版で参加。
figshare | 第15回 図書館総合展

figshare個人版ポスターを予定しつつ、figshare機関版の仕上がりを今か今かと待っていたのですが、ぎりぎり間に合わせてくれたのがこちらの画像。

figshare_poster

そして冒頭はそのポスターを前に(お決まりの)FigShare FigShareのファウンダーMarkんと念願のツーショット。

宮入さん@NPGのコーディネートにより3人でランチという至福の時間を過ごしたワケですが、MyOpenArchiveのPowering Down記事についても労いの言葉を頂き感無量。

さて、今回図書館総合展ではフォーラム講演ポスター2本発表という目的があっての参加でしたが、唯一お目当ての参加フォーラムはfigshareのMarkん講演による進化する学術コミュニケーションツールとオープンデータの様相 | 第15回 図書館総合展 levitra online cheap 進化する学術コミュニケーションツールとオープンデータの様相 | 第15回 図書館総合展

先ずは宮入さんより次のスライドに沿ってDigital Science – DIGITAL SCIENCE Digital Science - DIGITAL SCIENCEの取り組みが紹介されるとともに、同社の代表的なサービスとしてAltmetric AltmetricReadCube – Your Research Simplified ReadCube - Your Research Simplifiedの紹介がありました。

配布資料や公開スライドには含まれていませんが、プレゼンテーション中に急遽追加挿入されたスライドにはImpactStory: tell the full story of your research impact ImpactStory: tell the full story of your research impactのJasonとfigshareのmarkんツーショットが。

このツーショットは、両社の様な新しい学術コミュニケーションツールが次々と開発され、場合によっては競合する彼らが相互補完的にサービスを提供する様相を象徴するショットであると紹介されていたのが印象的でした。

Impactsotryは、競合サービスであるAltmetricを擁するDigital Scienceの兄弟サービスfigshareのAPIを利用してaltmetricsをトラッキングするワケですが、決して競合サービス仲間だからといってfigshareを外すといった思考には至らず、むしろ積極的につながりを持とうとする。ここに「相互補完」と「競合ではなく協働」というメッセージが読み取れます。
文献管理サービスという切り口で見れば、Readcubeを擁するDigital ScienceにとってMendeleyは排除したい存在に映らなくもないが、Altmetricは対象から外すことはない。

新しい学術コミュニケーションツールが相互補完的に作用する様相を受け、そういった状況に対して図書館員は或いは機関は、研究者支援の一環としてどう対処すべきか、何をどう期待されているのか。

「競合」だけど「協働」。こうした視点で今ある学術コミュニケーションツールを見た時き、これまでは比較検討してどのツール・サービスを採用しようか判断してきた図書館員は自らも変革に適応すべく柔軟に思考変更していくべきではにか、という問題提起がなされたという風に受け止めました。
機関リポジトリを、どれ(DSpace?EPring?JAIRO?)で迷い足踏みするのではなく、先ずは簡易に導入できるfigshare機関版などを採用してみて様子を伺いながら歩を進めていく。
これはスエッツ社フォーラムに登壇され、いち早くMendeley機関(MIE)版導入を決定し、同省は未だ機関リポジトリの導入がなされていないものの、MIE導入により研究者のセルフアーカイビング動向を見極めた上で決定してはどうかと思い試す林さんの講演内容を思い起こす一場面でもありました。

新たな学術コミュニケーションツールに対して図書館員が果たす役割は何なのか、そして何が求められているのか、という問題提起がなされた後、Markんへとバトンが引き継がれるワケですが、お楽しみのMarkん講演録に移る前に、こちら↓ご紹介。先ずは一読頂き、先に進んで頂けたらと思います。

 

フォーラム参加者に配布されたNature最新号(定価11,050円!太っ腹!)と抜き刷りされたMarkん執筆記事「The reuse factor」が今回のテーマ。

Markんのスライドは公開されていない様ですが、自身が研究者として活動し、疑問・不満に思ったことから出発したfigshareの生い立ちが紹介され、とかくわかり難い仕組み・インタフェースになりがちなfigshareというサービスを「私の母親が使えるくらい簡単なサービス」であることを追求して開発したと紹介するMarkんを最前列から撮影の図↓。

#figshareにご関心持たれた方はこちらのエントリをご参考に。。
#figshare 機関版リリース記念!? @figshare のファウンダー @MarkHahnel 初来日講演決定! | @KeitaBando #figshare 機関版リリース記念!? @figshare のファウンダー @MarkHahnel 初来日講演決定! | @KeitaBando

figshareの拠点英国では来年(2014年)から、高等教育機関で実施されている研究評価の新たな枠組みREF(Research Excellence Framework)の実施が準備されていて、こうした背景を承知の上でfigshareの話を聞くと、なるほどその必要性や盛り上がりが理解できるとともに、国内においてはそうした政策が未だ迫ってないことから、figshare受け止め方の温度差が生じるのかなと思います。REFでは、高等教育機関で行われる卓越した研究が、その潜在的な効果を最大限発揮できるよう評価軸として「アウトプットの質」「インパクト」「研究環境」の3つの要素が設定されており、論文以外の研究成果の公開とそのインパクト評価は機関にとってものすごくシビアで旬なテーマ故、Nature誌も「IMpact」なんて記事を特集するワケですし、figshareにも世間が熱くなる、と。

フォーラム聞いて、また新たな問題意識が芽生えるとともに、勉強不足を痛感したワケですが、それ以上に「この分野相当面白すぎてヤバい」と思った次第です。

宮入さん、Markん、新しい気付きを突きつけてくれて本当にありがとうございます。
本当に楽しく有意義な第15回図書館総合展でした! 🙂

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