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iPadで論文を読みながらハイライトやコメントを付けることが可能なサードパーティ製Mendeleyアプリ”PaperShip”登場/勿論ディスクトップアプリとは同期可能

ipad-coffee

ノマドな研究スライルを求められている方にとって、Mendeley公式iOSアプリは物足りなさ否めません。
取り敢えずディスクトップアプリで管理している文献はiPhone/iPadで読める、但し読むだけで何も出来ない、のが現状でしょう。
当然ながら、読みながらその場でハイライトやコメントを付けることができ、それがディスクトップアプリと同期がとれれば、やっとのことで「使える」と評価されるのではないでしょうか(無料アプリなのに、みんな何て贅沢!)。
冒頭の写真の様に、珈琲片手に、iPad miniで論文読みながら気になる箇所をハイライトやコメント付けて、自宅や職場(研究室)にあるディスクトップアプリで続きを・・なんてできたらなぁ。。

事実、ユーザからの要望は多い様で・・

CEOのVictorも、随分前(2012年12月頃)からつい最近まで、次のメジャーアップデートではその点対応すると約束してくれています。
間もなくリリース予定。でもなかなかベータ版テストのバグが取れない、といった状況でしょうか。
(実は私、光栄にもベータ版テスターに招いて頂いております)

ユーザの皆さん、あの手この手で何とか同期を試みる方も多数見受けられるのですが・・

公式アプリのアップデートを待てない!そんな皆さんに朗報!!
サードパーティ製ではありますが、そんな僕らの要望に応えたiOSアプリが先日リリースされました!その名も、PaperShip

PaperShipの最大の魅力は、iOSディバイスでハイライトやコメントを付けた内容が、ディスクトップアプリと同期取れること!
公式アプリにも(現時点では)出来ない芸当があります。

ANNOTATE
PaperShip comes free with an highlight tool to emphasize interesting results.
In addition to text highlighting, we provide you with notes and drawing features which go far beyond most of the reference managers (available through In-App Purchase). And as our tools are compliant with the PDF standard, your annotations will be available in most of the other readers.
http://www.papershipapp.com/imgs/ipad-notes2-cut.png

こちらのビデオが参考になります。

アプリ自体は無料。
但し、色んな色のハイライトを付けたい、とか、図(線)を書きたい、といった場合はアプリ内課金が必要。

これだけで十分「使えるMendeleyアプリ」なんですが、その他に2つ、オススメな特徴が。

ひとつ目は、SparrowやMailboxといったGmail用クライアントアプリに似たインタフェースと使い勝手を参考にして開発された、という点。

僕も愛用しているMailboxを相当意識しているんだなぁ、とは感じます。開発者は、もっともっとMailboxのサクサク感に近づけたいんじゃないかな。
ともあれ、メール受信ボックスに溜まる新着メールを処理するかの如く論文をさばける感じにしてくれるでしょう。

もうひとつは、そう、Digital Scienceのaltmetric.comが提供しているaltmetricsスコアを組み込んでいる点。


MendeleyのReadership Statisticsを使うって手もあったでしょうが、より幅広くaltmetrics指標を収集しているaltmetric.comのAPIを使うとは、何とも「分かってる」感あります。
たくさんの(受信ボックスに溜まった)論文の中から、ソーシャルメディアやブログなどで評判の高い論文を、altmetricsのドーナッツ内に表示される数値を参考に重要度を判別し、読む順を選別することが出来る。

もしかしたら、これこそ公式アプリには不可能な、PaperShipの特徴なのかも知れません。

将来的には、グループ機能やNewsfeed機能が追加されることを期待するところですが、それまではHojokiを併用しておくのもオススメだったりします。
僕は、Hojokiを、
「参加しているグループ内で、誰かが文献を追加した際に、アラートをプッシュしてくれるクライアントアプリ」
として利用しています。
PaperShipにプッシュ機能が付いてくれたらHojokiはお役御免になってしまうのですがw、その点は両社の開発者にフィードバック投げておこうかな、と思います。プレッシャーかけておきますので、早めの機能アップに乞うご期待!笑

ただ・・心配なのは、Hojoki(独)とPaperShip(仏)のロゴが極似な点・・これ両社にフィードバックしたら、先にリリースされたHojoki怒るよな・・坂東がチクったせいで両社啀み合い、なんてことになったら大変なので、自分からは言わないにしよう。。汗

・・と、何だか最後は話が逸れかかってしまいましたが、間もなくリリースされるMendeley公式アプリの登場を待って、ノマドな研究スタイルを充実させたいもんですね。

Don't be shellfish...Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Share on LinkedIn