Dr. Victor Henning – Co-Founder & CEO, Mendeley Ltd. 来日講演2012(横浜編)

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第14回図書館総合展の初日、スエッツ社主催のフォーラム「Mendeley(メンデレー)機関版の新たな可能性」に参加するどころか、MendeleyのCo-Founder & CEOであるVictor Henningのイントロダクションを務めさせて頂きました。

この度、スエッツ インフォメーション サービス株式会社は第14回図書館総合展に於きまして「Mendeley(メンデレー)機関版の新たな可能性」と題し、フォーラムを開催する運びとなりました。当日はMendeley社よりCo-Founder& cialis online samples CEO のVictor Henning氏を迎え、クラウド型文献管理・共同研究ツール『Mendeley』の機関向け製品である『Mendeley機関版』から展開していく新たな学術研究コラボレーション環境と、機関図書館員および研究評価担当者によるこれからの研究活動分析、研究支援の在り方について、ご紹介いたします。(逐次通訳あり)

講師紹介
Victor Henning (ビクター・ヘニング)
Co-Founder & CEO, Mendeley Ltd.

全世界に190万人以上のユーザーを持つクラウド型次世代文献管理ツールであるMendeley の2009年創設メンバーのひとり。自身もかつて研究者だったという経歴を元に、学術コミュニケーションの変革に取り組む。Bauhaus-University of Weimerの学位を持つほか、映画・音楽業界での職務経験など多彩な経歴を持つ。

イントロダクションに坂東慶太氏(Mendeley Advisor, MyOpenArchive)の登壇を予定。

日時 : 2012年11月20日(火)13:00~14:30 (受付は12:40より開始)
場所 : パシフィコ横浜 第7会場(E205) 第14回図書館総合展内
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1

『Mendeley(メンデレー)機関版の新たな可能性』 | cialis 20mg tablets Swets

会場へ到着し、スエッツ社のブースに立ち寄ると、こんなパネルががが。
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Victorとスエッツ社チェアマンの深田さん、そしてシンガポールから応援に駆けつけてくれたスエッツ社のHazman Azizの4人でランチを済ませ、いざ会場へ。

本当は福岡で済ませておきたかった事前打合せを、フォーラム直前に行うVictorと私。
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いよいよ深田さんの挨拶でもってスタート。
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会場内は図書館員で埋め尽くされていると思いきや、研究者・出版社など知ってる顔いっぱいで緊張感高まる赤いTシャツな私。
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ということで、約60名?の参加者を前に、イントロダクション開始。
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簡単に自己紹介を済ませ、今回用意したお題ふたつを駆け足で解説。
ひとつは、「日本におけるMendeley事情」。Mendeleyの日本での人気振りを知って頂こうと数字を拾ってきました。
もうひとつは、「文献管理サービスの枠組みを超えたMendeleyの魅力」。Mendeleyは研究者だけのものではない、それ以上に図書館員の方々にとって重要な位置づけになりつつあることを知って頂けたらと思い、ピックアップしました。

「日本におけるMendeley事情」

11月上旬、Mendeleyユーザ200万人の利用状況をまとめたレポート(Global Research Report)が公開されました。
その中から日本に関する情報をピックアップしてみますと、
・平均登録論文数は142.8本/人。日本は216.7本/人で世界4位。(東アジア地域ではダントツのトップ)
・平均登録論文数を所属機関別に見ると、日本では東京大学(311.8本/人)が9位、京都大学(257.8本/人)が24位。
7月末にMendeleyの中の人に聞いた「Mendeleyにac.jpドメインでサインアップしている数トップ3機関」は、東京大学・京都大学・大阪大学の順でした。
こうした数値から、日本にはかなりしかもヘビーユーザがいることが伺えます。
ローカライズもされてなく、日本語論文PDFの取り込みに難のあるMendeleyが、これだけ日本市場に受け入れられている、というのは個人的にも驚きでもありました。

「文献管理サービスの枠組みを超えたMendeleyの魅力」

みなさんご承知の通り、Mendeleyは「文献管理サービス」です。無料・マルチOS対応・共有機能などといった点が多くの研究者の方々に受け入れられています。
が、Mendeleyはもはや文献管理サービスの枠組みを超えた存在になりつつあります。
ここでのキーワードは「図書館サービスとの連携」と「新たな研究評価指数」。

先ずは「図書館サービスとの連携」。
Mendeleyは、機関リポジトリとの連携を試すプロジェクトを進めています。また、Mendeleyでは、リンクリゾルバなどのOpenURLを設定することで、Mendeley内で情報検索し、ワントップで一次情報へ導くといったことが可能となっています。この様に、Mendeleyは様々な図書館サービスと連携し、図書館サービスのハブになる可能性を秘めています。
先ごろ、こんな問題提起がなされましたが、・・
「一方で、有料ツールを導入する大学図書館はその意義が問われることになるだろう。なぜ文献管理ツールを導入するのか、自館の一連のサービスにおける位置づけを改めて明確にすべきである。」

https://twitter.com/ca_tweet/status/251239100097646592

既存の図書館サービスとMendeleyをどの様に絡めることで、図書館は相乗効果ある研究活動支援ができるのではないかと期待しています。

次に「新たな研究評価指数」。先ずはこのメッセージをご覧下さい。

https://twitter.com/sabarya/status/265802102612303872

「図書館員は、インパクト評価に関する研究者の知識と関心を支える重要な立場にある」
最近、altmetrics(オルトメトリクス)と呼ばれる新たな研究評価指数が注目を浴び初めています。altmetricsは、ソーシャルメディアを活用して研究成果の影響度を「論文レベル」でリアルタイムに測定し、伝統的な研究評価指標を補完することが期待されています。
今日これからVictorが紹介されるMendeley機関版は、機関内での学術情報がどの様に流通しているのかを俯瞰し視覚化してくれる点が最大の特徴であり魅力だと思います。この根底にはaltmetricsの概念があり、これは今後とても重要視されるだろう、特に図書館員にとっては・・冒頭の引用には、そんな意味が込められているのではと思います。

図書館サービスと連携し、機関内の学術情報流通を俯瞰した新たな研究評価指数・・こうした新たなパラダイムを巻き起こすMendeleyは、どの様なカタチで図書館業務に変革を迫り、一方でどの様な新たな研究活動支援が可能となるのか。
Victorの講演を通じて、みなさんと一緒に想像力をかき立てて、新たな図書館業務像を考える機会にできたらと思います。

・・この時点で10分丁度経過、しかも最後の方は事前に用意しておいた原稿通り喋れず(理由と反省/詰め込み過ぎ)二重の想定外に流れ落ちる汗。。しかしあれをやらねばイントロダクションを引き受けた意味がない、と時間オーバー承知の上でイントロダクションの〆を決行。。↓

3択クイズ用意してきたので、参加者の方々に挙手にてご協力頂きました。
「Mendeleyのオフィスはロンドンにあります。では、ふたつめのオフィスはどこにあるでしょうか?」
写真(Victor着用のTシャツ)に正解が。コレ、ほぼ全員正解。

次はクイズではなく、みなさんのリクエストを聞いてみました。
「では、みっつめのオフィスが世界のどこの都市に開設されることを、みなさんは期待しますか?」
予想外に(私の出身地)「名古屋」に挙手頂いた方が多く、感謝申し上げます。
Victorにふったところ「ありえないワケではない」とのことで、Mendeley日本オフィス@名古屋、期待しましょう。 :)

・・ということで、やっとのことでVictorにバトンタッチ。
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図書館総合展でのタイトルはコチラ↓
Social media for academia: It’s time to change the way we do research

https://twitter.com/KeitaBando/status/270746343541198848

(Victorプレゼンの間は放心状態につき、ブログタイトルの期待に反してVictor講演記録なくご勘弁下さい。。)

多くの仲間が駆けつけてくれ、応援とゲキをくれ、再会がとても嬉しかったです。が、みなさんとゆっくりお話しすることができず大変申し訳なかったです。。

フォーム終了後、成功を記念しての撮影が冒頭の写真。
その後、ひとつシークレットな打ち合わせを済ませ、都内某所にてシークレットなミーティングへ。

https://twitter.com/iwasakiw/status/270785698569793536

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最後にVictorと挨拶した時「次はいつロンドンへ来るんだ?」と聞かれたので、咄嗟に「来年の夏かなぁ」と言っておきました。
言ったからにはロンドン行かねば。

横浜でも、福岡同様よい出会い・再会に恵まれました。
こんな私を招いて下さったスエッツ社の深田さん・井上さん・北さん・小出さん・その他全てのスタッフのみなさん、本当に本当にありがとうございました!

(おまけ)
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帰り間際にHazmanとツーショット。シンガポールへ招待してくれと頼んでおきました。
言ったからにはシンガポール行かねば。
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